礼文島へ行こう!
2011/09/02 カテゴリ:
みなさん、こんにちは。
今回礼文島へ行く機会があったので、その様子をご紹介します。
「礼文(れぶん)島」は以前紹介した「利尻島」よりさらに北西に20kmほど離れたところにある離島の一つです。
利尻島とはさらにまた違った自然の光景が広がっているのが特徴です。
ここへ行くにもやはりフェリーなのですが、稚内からであればおよそ2時間、利尻島からでしたらおよそ40分で行くことができます。
フェリーは礼文島の南部にある香深(かふか)に到着します。
島内の道路は、利尻島のように島一周めぐらされているのではなく、南部から東部を回って北部まで延びているようなかたちとなっています。
今回はここもバスツアーで周遊しました。
もちろん自分のバイクを運んでもらうこともできますし、礼文島にも50ccのスクーターをレンタルしてくれるところがありますので、みなさんそれぞれにとって便利な方法を選んで下さいね。
まずは礼文島の南西に行きます。
陸側には「桃岩」、海側には「猫岩」と呼ばれる特徴的な形をした大きな岩があり、人気の観光スポットとなっています。
特に海側の猫岩は、猫が背中を丸めて座っているように見えるからそういう名称がつけられたのでしょう。
また、礼文島には多様なウォーキングコースが用意されており、登山を楽しんだり林道を歩いたりして礼文島の自然を満喫することができます。
どのコースも距離がそれなりに長いので、利用するときは時刻の早いうちに礼文島に向かうか、あるいは礼文島での一泊をおすすめします。
さて、礼文島の東海岸を抜ける道を進んで北西部に行きましょう。
まずはこちらの岬、「澄海岬」です。
「澄んだ海」と書いて「スカイ」と読むこの観光名所ですが、湾状になったここの海は地名の通り水がきれいです。
さらにその北、礼文島の北西の端にある「スコトン岬」では、展望台に行けばさらにその北にある「トド島」を見ることができます。
また、スコトン岬ではこんなトイレもあります。
「”最北限”って?」と思われる方もいるかもしれませんが、実は測量の技術が発展していなかったころ、「宗谷岬」よりもこの礼文島のスコトン岬のほうが北にあると思われていて、ここが最北端の場所だと信じられてきましたが、その後宗谷岬のほうが北にあるということが発覚した為、このスコトン岬は「最北端」ではなく、「最北限」と名乗るようになったそうです。
さて、礼文島ツアーもここまでです。
礼文島は利尻島に比べて展望台や遊歩道が多く設けられており、ホテルやキャンプ場もありますので、一泊して大自然を満喫するのも良いのではないでしょうか。