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利尻島２日目の朝。
テントの中が明るい！外を覗くと、昨日とは打って変わって快晴です。
テントサイトからも、わずかに利尻富士の頂きが望めます。

昨日の取れ高の少なさを取り戻さなければ！
急いでテントを撤収し、今日は時計回りに島を一周します。
まずは昨日訪れたオタトマリ沼。

これです！「白い恋人」のパッケージ！
しばらく時間を忘れて、のんびり景色を眺めます。
本当はもっと長居をしたかったのですが、今日は見たい景色が沢山あります。
後ろ髪を引かれる思いで、次の場所を目指します。

石川の袋潤遺構

かつてニシン漁が莫大な富をもたらす時代がありました。
袋潤（ふくろま）とは、明治時代の網元たちがニシンを水揚げする為に作った施設。
今ではウミネコ達の楽園となっています。

ウミネコの親子の給餌風景。

岩陰には利尻昆布とウニが。当然取っちゃダメです。

仙法志御崎公園

群れからはぐれたアザラシを保護しています。餌やり体験も出来るとの事だったのですが、あいにく食後のおやすみタイム。
足場の影でジーッとしています。

たまにスーッと出てくるのですが、

また戻っちゃいます。とてもシャイ。

漁師さんが昆布やウニの直販もされていました。
ここからは駆け足で。
竜神の岩・寝熊の岩・人面岩

３つの岩は同じポイントから撮影出来ます。
神居海岸パーク

ウニ取りやウニ割り、カニ釣り等の体験ができる施設。もとは漁師さんの仕事場だったのを、観光客向けの遊び場にしたそう。
沓形岬（くつがたみさき）公園

島の西側に突き出た沓形岬にある施設。
展望台からは海から利尻富士にかけて３６０度のパノラマが望めます。キャンプ場もあり宿泊も可能。大学生かな？若い人を大勢見かけました。
突然ですがここでクイズ。沓形岬公園で撮れた写真ですが、この中に一匹の動物が隠れています。
答えはブログの最後で。

ポロフンペ

ポロフンペはアイヌ語で大きなクジラの事。昔はクジラが通る海岸でした。吉永小百合主演の映画「北のカナリアたち」のロケ地にも使われたそう。

利尻空港
ちょうどB７３７が降りてくるタイミングで行ってみました。利尻富士とのツーショット。

主翼の端が最近のスーパースポーツっぽい。
ここから展望台３連発で。
富士見野園地展望台
展望台そばのポンモシリ島。アイヌ語で小さい島を意味するそうで、同じ名前の島が北海道中に１０か所以上あります。ウミネコとアザラシの生息地。

夕日ヶ丘展望台

そして、この旅の最初に登ったペシ岬展望台に再び登ってみました。

天気がいいので昨日と全然印象が違う！眼下に利尻の街並みが見えます。

ついに島を一周して、フェリーターミナルまで戻ってきました。

急いで一周したのですが、今度はポイントを絞って時間をかけて回りたいかな。
利尻に詳しい方曰く、利尻富士に登ってみたり、春に花や野鳥を見て回るのも楽しいとの事です。
海と山と味覚と。北海道のいいところがギュッと詰まった島で、人気の理由がよく分かった旅でした。

クイズの正解ですが、画面中央にイタチがいます。

それではまた。