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こんにちは。
バイクステーション稚内の安福です。
今回は道東ツーリングの最終回です

３日目の朝は厚めの曇り。昨晩は雨も降っていました。
寒すぎて寝袋から出られず、出発時間が遅れ気味に。とりあえず、昨日入れなかった温泉に向かいますか。

実は昨日のうちに、クリオネキャンプ場で２００円を払ってボールをもらっています。

これが温泉のチケット代わり。通常の半額で入浴が可能です。
着きました。「斜里温泉湯元館」さんです。昭和感たっぷりのいい雰囲気。

ここにもシカが。

朝早くという事もあり、他にお客さんはいなくて貸し切り状態に。中は見せられませんが、浴場は石造り、源泉かけ流しの本格派。
寒さと眠さで凝り固まった体が、ゆっくりとほぐれていきます。とんでもない贅沢をさせてもらいました。

すっかりヤル気を取り戻したところで、今日の最初の目的地「摩周湖」に。

着きました。展望台に登ります。摩周ブルーと言われる深い青。

出ベソみたいな「カムイシュ島」。浮島に見えますが２００ｍの山の頂上です。

アイヌの伝承では、孫を待ち続けた老婆の変わり果てた姿らしいです。
次は「屈斜路湖」。すぐ隣りです。サロマ湖に次ぎ北海道で二番目の大きさを誇る湖。
「道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠」からの眺め。

その昔、ネッシーから始まる昭和のUMAブームの頃ですが、「屈斜路湖のクッシー」が話題になりました。さすがに誰も覚えていないか・・・って、

クッシーいたー！
いましたクッシー。土産物屋の隅に、名札も無く。
ただの首長竜かもしれません。でも、クッシーを覚えているスタッフさんの遊び心と信じたい。
次は北上して網走まで戻ります。
着きました。「網走監獄博物館」です。

あちこちに人形がいますが、リアル過ぎて怖い。

今網走といえばコレですよね。グッズも販売していました。

有名な放射状の獄舎。

平日ですが館内は観光客であふれています。他にも多数の施設が当時のまま保管されており、じっくり見て回ると２時間は欲しいところ。囚人が開拓に酷使された歴史が圧倒的なリアルさで伝わってきて、ミーハーな気持ちで見に行くと打ちのめされます。
順路の最後に礼拝堂が。やや救われた気分に。

今度は気分転換に、バイクステーションに宿泊のライダーさんから教えてもらったプチスポットに行きます。
「こまば木のひろば」。博物館のすぐそばです。

そのライダーさんは、今朝ここでドングリを食べるリスの動画を撮っていたとの事。足元まで来るそうです。

あちこち探してみたんですが、リスとは遭遇せず。残念。
あとで分かったのですが、リスが活発に活動するのは日の出から午前８時ごろとの事。風呂上がりに直行すればよかった。
まだまだあちこち行き足りないですが、そろそろ稚内に戻る事にします。
行きと同じルートを３００ｋｍ、ひたすら海沿いを北上。途中で日が暮れて、おまけに雨が降り出しました。海からの横風もキツイ！ひたすら安全運転で。
なんとか無事に帰りつきましたが、欲張ってあちこち行き過ぎでした。
これから北海道に来られる方は、過密なスケジュールとシカには十分気を付けて。
あと、稚内に立ち寄られる際はぜひ当バイクステーションを利用してみて下さい。手前ミソですが、ライダーに特化したサービスをご用意しています。
それではまた。